スナック・ラウンジの開業に必要な準備

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スナック・ラウンジの開業に必要な準備

「これまでの経験を活かして開業(独立)したい」と決めたものの、何から準備をしていいのかわらないという方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、開業までの準備や注意点、経営するために抑えておきたいポイントをお伝えします。

 

スナック、ラウンジの経営を始めるまでの準備

資金調達
まずは開業に必要な金額を想定し、その金額を準備するところから始まります。
店舗の保証金や家賃の他にもグラスやお皿などの什器備品や最初に仕入れておくお酒などにもお金がかかるので、できる限り細かく想定しておく必要があります。

 

まずは必要となる創業費を試算してみましょう!

アンドロイド端末でファイルが表示されない場合はExcel(無料)を先にダウンロードして下さい。

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スナック、ラウンジの経営を始めるまでの準備

​創業する為の資金が貯められたとしても、それだけでは十分ではありません。お店が軌道に乗るまでの運転資金も必ず準備しておきましょう。

手持ち資金が不足している場合は融資を受けることも考えてみましょう。

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資金不足の時の資金調達の方法

コンセプトを決める
一番大切なことは自分がどんなお店にしたいか、ということです。

安くてアットホームな雰囲気で誰にでも来てほしいのか、ある程度高額の料金にして選ばれたお客様だけにターゲットを絞るのかをまず決めなければなりません。

別の視点から、生きていくことが目的で将来的に細くても長く続けたいのか、短期決戦であっても儲からなければ意味がないと考えるのかも重要です。

ホステスの経験があり既に一定数のお客様がついている場合でも、新しいお店のコンセプトがお客様に合わなければ長期的な見込み客とはなりません。お客様は常に増やし続けなければ必ず目減りします。

もちろん自分自身の魅力を売りにすることも大切ですが、お客様にお客様を紹介してもらう際に、どんな風に紹介してもらうのかをイメージしておきましょう。

コンセプトが決まれば、お店の立地やサイズ、内装にかける経費、装飾品、スタッフの質と人数、用意するお酒の種類、カラオケの有無なども自然に決まってきます。

 

お店の場所を決める
お客様は飲み慣れた地域に定着しますので、現在のお店から遠く離れた場所での開業は大きなリスクを伴います。その一方でしがらみを断ち切って新規客を増やす覚悟も必要です。
スナック・ラウンジでは偶然入ってくるお客様を期待しませんので、表通りに面している必要も1階である必要もありません。家賃はできるだけ安く抑えておくことが長期的な利益に繋がると考えましょう。
通常営業の3日分の売上で家賃の支払いができることが目安という説もあります。


仲介してくれる不動産屋は、地域密着型のテナント専門タイプの不動産屋と一般の不動産屋の両方で探すのがおすすめです。

テナント専門タイプの不動産屋にはテナントに特化した情報が集まっていますので選択肢が拡がります。

リース物件や居ぬきの物件も多くありますが、中間オーナーの又貸しになっていることもありますので注意が必要です。契約の前にテナント契約条件に詳しい方にチェックしてもらうのがおすすめです。

 

電話番号の取得
店舗の契約ができたら、すぐに固定電話の申込みをしましょう。
手続き、必要資料等はここには記述しませんが、想像以上に時間がかかるものなので早めに申し込んでおく必要があります。

 

内装や備品の準備
現在働いている店の中を見回して、少しずつチェックリストを完成させましょう。

※ 前述の創業費試算表をダウンロードして、自分用にカスタマイズして下さい。
厨房、ボトル棚、レジ周り、客席、冷蔵庫などの場所をカテゴリーに分けて少しずつ完成していけば、いずれは立派なマイリストになります。

 

ロゴの作成
お店のロゴをデザインしておきましょう。看板だけではなく、ゴム印や伝票やコースター等にも印刷して利用することになります。
ロゴはお店の顔になりますのでデザイン専門の会社に委託することも検討しましょう。


3万円~5万円程度の製作費は覚悟する必要がありますが、長く使うものなのでいくつか候補を作成してもらって納得できるものを選ぶ方が良いと思います。
作成したロゴは、通常のパソコンで取扱いができるファイル形式(JPEG、PNG)で受け取ってください。
パソコンをお持ちでない場合はスマホに画像として受け取られても問題ありません。

開業に必要な資格や条件
食品衛生責任者の資格 (経営者本人でなくても可能)を取得しましょう。
お申込み方法は、最寄りの保健所で講習会受講申込書を入手してのお申込み、またはインターネットからのお申込みも可能です。


http://www.ofha.or.jp/enterprise/sekininsya.html


6時間の講習会を一日受講する必要があります。(受講料10,000円)
講習会が終了すると受講修了証が発行されるので、受講修了証を添えて保健所に営業許可申請を行います。許可申請手数料は自治体によって異なりますがだいたい16,000円くらいです。
店舗内の図面(厨房、カウンター、テーブル、客席の配置)が必要なので、店舗契約時または内装業者との契約時に入手しておきましょう。


営業時間中に洗い物で使うシンクとは別に手洗い用の設備が必要であったり、ボックスとボックスの仕切りの高さに制限があったり、外から中が見えない個室が禁止されていたりと様々な制約がありますので、内装を自分で行う場合は店舗設計に慣れた業者に頼む方が安全です。
申請後に保健所の立ち入り検査があるので、その段取りを想定しておきましょう。立ち入り検査で問題がなければ、営業許可証を発行してもらえます。

 

仕入れ先を決める
激安リカーショップへ都度買い出しに行くのではなく、飲食店に配送を行う酒屋さんとの契約取引をおすすめします。いろいろと親身になって共存共栄を考えてくれるパートナーとなってくれるからです。

同業の知り合いやテナントオーナー等に紹介してもらいましょう。


開店準備の段階で契約ができれば開店のお祝いを頂ける事もありますし、ビールサーバーや冷蔵庫を貸してもらえたりする事もあります。

周年などのキャンペーンに際して酒造メーカーの協賛を手配してくれたり、ノベルティグッズを貰えたり、手に入らないお酒を手配してもらったり、近隣店舗のボトルキープの価格相場の相談にも乗ってくれたりします。
その他に日々の空瓶の回収もありますし、担当営業と仲良くなればお客様を紹介してもらえる可能性もあります。このようなお付き合いもお店を運営していくなかで大切なことです。

最初は現金取引となりますが、お付き合いの中で信頼関係が築ければ売掛で販売してもらえる可能性もあります。売掛で取引できるようになれば一時的にせよキャシュフローが好転しますし、お店に現金を置いておく必要がなくなるのでいろんな意味で安全です。

 

その他、必要な書類の準備
開業後一定期間(2~3ヵ月)以内に所轄の税務署に開業届を出す必要があります。開業に際し諸々の申請書類が必要です。

今後、営業を続けて行く為に必要な各種の資料(源泉徴収関連の資料や確定申告にまつわるもの)をその時々に受け取ることができるようになります。
その他にも地域によって消防署や警察署などに提出しなくてはいけない書類がある可能性がありますので、テナント契約時に確認しておきましょう。

従業員の労働保険を準備しておきたいのであれば、労働基準監督署への届け出も必要になります。

 
 

大事な事務作業の準備はできていますか?

開業と同時に始まるのが、事務作業です。
地味で面倒な作業ですが、経営を続ける為には絶対に必要なことです。こちらでは具体的な事務作業をご紹介します。


ゴム印の作成
店名、ロゴ、住所、電話番号をゴム印にしておきます。


領収証の作成
市販の領収証にゴム印を押して領収証を準備しておきましょう。領収証は必ず複写式の物を購入し、使い切っても原本は保管するようにしてください。

伝票管理
売掛で決済する可能性がある場合には、複写式の専用伝票を予め用意しておく必要があります。伝票には店名を印刷して、日付と伝票内容を確認してサイン(署名)を貰う為の欄を設けておきます。
複写された伝票を請求書に添えますので、伝票のサイズに見合った請求書の書式も用意しておきましょう。

株式会社バースの事務代行の場合は、請求書の書式を自在に変更できますので事前の発注は不要です。


現在働いているお店の伝票や請求書を参考にして、自分の使い勝手をイメージして発注しておきましょう。
最初の発注は多少値段が高くてもできるだけ少量にしておくのがおすすめです。その理由は、実際にお店を始めてからわかることも多く、変わっていくからです。
毎日使うものなので、できるだけ使いやすい伝票を作成しましょう。

参考価格
複写伝票(3枚セット2枚複写)
3,000部(50部セット×60冊)で33,000円(税別)


お礼状の作成
開業後、初めてご来店いただいた際には必ずお礼状を送りましょう。親しいお客様だからこそ来ていただけたわけですが、「親しき仲にも礼儀あり」です。
最初にこれからの決意を表明し、たくさんのお客様をご紹介いただけるように心からのお願いとお礼を伝えましょう。
営業の継続とともに、お礼状の内容も変わっていくことが望ましいです。


顧客管理
いただいたお名刺には、できるだけたくさんの情報を記入しておきましょう。

  • お名刺を頂いた日付(年月日) ※年を書き忘れないようにしましょう。

  • 紹介元の氏名 ※絶対に記録しておきましょう

  • プライベート情報(お子様の人数、趣味、等)

  • 特徴(身体的な特徴の方が覚えやすい)

を記録しておきましょう。


普通の会話の中に過去の会話の内容を盛り込むと、お客様は自分に対して興味があると感じて嬉しいものです。
水商売の顧客管理には、お客様の気持ちを掴む為の情報管理が必要になります。

売上管理

売上管理の前提となる売上の記録と売上計上に対する考え方から説明したいと思います。

お客様に料金を請求する際には、必ず売上伝票を提示して請求内容を確認して頂きます。

お店としては必ず料金の明細を提示してから精算していることでトラブルを防ぐ意味があります。

後日請求書を送る場合には、この時点で自筆のサインを頂いておきます。

売上伝票は5年間(場合によっては7年間)の保存が義務付けされています。

売上伝票の金額を帳簿に記載して集計し、その年間集計値を所得として税務申告することになります。

税務調査では申告内容とおりの帳簿であること、帳簿内容とおりの伝票が保存されていることが確認されることになります。

もし売上の帳簿も伝票も無い場合は、必ず売上を過少申告していると判断されます。

​何も残っていないことで証拠が無い、とはならないので注意しましょう。

​所得を隠すことについて考察した結果を別のコラムにまとめます。

関連コラム

スナック、ラウンジで所得を隠す方法

 
 
 

事務を楽々こなすアプリのご紹介

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​データを戦略的に使って売上を更に伸ばしたいとお考えなら、ぜひ株式会社バースの事務代行サービスをご活用ください。詳しい機能や料金についてはお気軽にお問い合わせください。

このように、開業準備はもちろん、スナックやラウンジの経営に伴う事務作業は多岐に及びます。

水商売専用アプリ「花道」を利用すれば税務調査に備えて必要な帳簿類をしっかりと準備することができます。


各種の帳簿の内容をスマホから検索することができますので、過去の来店実績を調べたり、現在の売掛金の残高を即座に答えることができるようになります。

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